相変わらずFacebookでのfriend requestがよく来るのだが、半分以上は全然知らない人である。過去所属した学校や会社などでかぶっていた人たちのようである。
もちろん大学院や大学の同窓生からのコンタクトは嬉しく、昔一緒に仕事をした人達とコンタクトが再興するのも、Facebookならではの有難さである。だからこそ退会はしないだろう。今後もこうしたconnectionsが増えるのを期待したい。
とはいっても、たまたま同じ会社にいたことがあるけど同僚として面識がない人や、同業というだけの人、そして人材会社からのfriend requestは、(Facebookを使い始めた5年?以上前ならともかく)昨今はあまり有難い訳ではない。そうしたrequestsで残ったままなのが随分増えているため、ちゃんとしたrequestでもうっかり放っておくと埋没してしまうほどである。
それに小生の場合、あまりに昔に(まだ日本版がない時期に)登録したため、いまだに英語版のままである。だからpokeとかいうよく分からない機能の呼びかけがあったり、怪しげなgame softの誘いが英文で時折届く(無視しているが)。一方、connectされたはずのfriendsを探す方法がいまだに時折分からなくなる。それと特定の人によるつぶやきが煩わしいので、表示されないようにしたいが、方法が分からない。はっきりいって使いにくいサービスである。小生はミクシィもGreeも使わないので比較できないが、まだLinked-inのほうが目的がはっきりしている機能が大半なので、使いやすい。
最近、功成り名を遂げた大先輩とFacebookやTwitterについて話す機会があったが、その人はいろんな人から勧められているが、全く使いたくないそうだ。自分にとって懐かしい人の大半がこうしたSNSを使う年齢でないことと、積極的にコンタクトを求めてくる人の大半が利益のためだと感じるから。つまり今更メリットもない割に、うっかり書いたりつぶやいたことがお世話になった会社のマイナスに働きかねないというリスクが大きいからだそうだ。もっともな言い分だ。
Facebook自体はまだまだ利用者・コミュニケーション量とも益々増えるだろうが、本当に役立つコミュニケーションなのか疑問を感じさせる局面にまで到達したのだろう。上場後、株価がじりじり下がる状況に面し、PC利用よりスマホ利用が増えつつあることでの広告単価の低下など同社の成長性に対する疑問を呈する声を聞くが、本当に役立つ(または楽しく感じる)度合いが増えていないことが同社の本質的な問題ではないか。