EPA発効に伴うビジネス機会を見逃すな

ブロググローバル

この2月1日からEUとの間でEPAが発効しました。ワインやチーズなどが値下がりしていますので楽しみですね。

早速、我が家も成城石井に買い出しに行きました。OLや主婦らしき人達がわれ先に買っていました。世の中、消費欲は衰えていないんじゃないかと思えます。

それまで1600円台で売っていた売れ筋のワインを1,390円で大々的に販売しているので、飛ぶように売れていました。チーズも種類が多く、迷ってしまうほどですが、やはり割安感が強く、つい買い込んでしまいました。

それにしても成城石井は大したものです。

直近のTV番組でやっていましたが、直近の輸入分を全て税関に隣接する自社倉庫に溜めておき、EPAが発効する(つまり関税ゼロになる)と同時に税関を通したそうです。そりゃそうですね、10%もコストが違うんですから(これは事前に計画しておけば可能です)。

そしてそれまでに(つまり関税が10%ほどあるタイミングで)輸入していた商品も一挙にEPAフェアで放出したのです。消費者は食いつきますよね(我が家を含め!)。

商売には勢いが加勢してくれるときが確かにあります。しかしそれを見極める力が結局はモノをいうのだと思います。

そしてこれを機会に欧州とのビジネスが改めて注目されるようになるのではと、小生睨んでおります。

PS ちなみに米国抜きではありますが、TPP11(11ケ国)も昨12月30日に発効しています。米国の脅しに屈せずに「2国間協定(FTA)ではなくTPPに加入しなさい」と言い続けることができるか。この先、日本政府の交渉力が問われます。