e-TAXになっても全く楽にならない確定申告って何?

BPM

また確定申告の季節がやってきました。週末の1/3近くを連続して使い、本日ついに2014年分のe-TAXでの申告を実施しました。毎年数日かかる作業で、今年も全く楽にはなりませんでした。一体、なんのために電子申告しているのか、自分でも分からなくなっています。

今年の問題は、ブラウザでした。小生は普段Google Chromeを使っているのですが、e-TAXの推奨はIEだったのです。そのためデータ保存がうまく表示されず、データ保存したはずなのにそれが確認できず、しかも途中でアクセス遮断されるトラブルが2度もあり、しかもデータが引き継がれていない状態になったのです。

ひどい時には最後の最後のステップまで来たのに失敗し、それで最初からやり直すこと2回。一時は半日ほど掛けた作業が全部失われたと思われました。ヘルプデスクに夜中というのに電話して、色々と教えてもらった結果、ダウンロードフォルダーに自動的に保存されていることが判明した(随分多くの同じ名前のファイルが保存されていました)ので、引き継ぐことができました。

ほかにもエクセルで事前にやっておいた減価償却計算と微妙に違うなど、e-TAXは相変わらず厄介です。そもそも使っている用語や概念が特殊過ぎて、未だに馴染めず理解できない上に、計算ロジックがよく分かりません。税理士を養うために国民に理解されにくい内容にわざとしているのではないかと疑わざるを得ません。

そして最後はデータ送信が何度もエラーになりました。結局のところ電子申告の最新版のソフトがインストールされていないためと分かりました。昨年途中に作業用PCを初期化したためでした。当たり前ですが、機械には融通は利きません。

かなりの無駄を重ねましたが、夜になって最終的には何とか申告できました。毎年のことですが、終わるとぐったり疲れますね。