仕事で使っているT社製ノートPCが年末に突如として故障した。それが修理され、戻ってきた。ハードディスクのエラーという表示だったので、ハード的に壊れたのかも知れずデータはもちろん消去される、年末年始なので、へたをすると1ケ月近く修理にかかるかも知れないと脅かされていた。結果的にはードディスクとの接続が物理的に緩んでしまっていたとのことで、約2週間後に戻ってくることになった訳である。
この間、プライベートのラップトップPCで概ね代替していたが、色々と考えさせられた。小生は仕事のデータに関してはクラウドサービスに預けており、ハードディスクには残していないので、代替PCでもデータを引っ張り出して作業できたので、この面では全く問題はなかった。実は以前に3回ほどPCの故障で全面的にデータが消えた経験があるため、こうした自衛策を施してあるのだが、このやり方は概ね正しかったようだ(できればミラーリングのほうがよいとは思っているが)。
しかし問題も残った。特に電子メールのアドレス帳と過去メールである。会社のメールはWebメールでも操作できたが(時々書き込み速度が大幅に落ちる問題もあった)、そこには過去のメールのやり取りは殆んど残っていなかったので、記憶を頼りにしたり、重要な内容の場合にはもう一度送ってもらうことにしたりした。そして何といってもメールアドレス帳がなかったことで、年末に予定していたニュースレターを発行できなかったことである(改めて内容とタイミングを検討中)。
PCという「モノ」はいつでも壊れるリスクがある。それに対してどんなリスク対策をあらかじめ施しておくのか、改めて真剣に考えておく必要があると実感した次第である。