年初にあたって昨年1年間の総括をしたいと思います。

コンサルティングプロジェクトに関しては、昨年もお陰様で弊社はフル稼働でした。本当に有難いことです。

以前から継続しているBPM推進のプロジェクトはツール導入により本格化した格好です。今年はモニタリングなど、さらに高いレベルの課題に挑もうとしています。クライアントの全体プロジェクトはまさに佳境（胸突き八丁とも言いますが）を迎えており、チェンジマネジメントの支援も重要になってきそうです。

弊社も深入りしていました国産●●流通改革プロジェクトは、中核企業の事情により突然の方向転換を余儀なくされたことに伴い、関係者には多大なるご迷惑をお掛けしました。弊社は既に関与しておりません。

それと入れ替わる格好で支援に入った技術系のプロジェクトでは、当初予定より範囲や関係者が拡大する形になり、今年の試行と実施に向けての準備に大わらわでした（今も、です）。こちらのプロジェクトは、実は数年前にも一度支援させていただいています。

その時にはサービス領域を限定した上でターゲットセグメント設定、そこでの『選ばれる理由』の特定、それに基づく４Cでのマーケティング戦略策定まで一通りやったのですが、どうもクライアント側での実施はほとんど進捗しなかった模様です（弊社が実施準備および試行に至るまで支援しなかったせいもありそうで、反省しています）。

今回、戦略策定対象となるサービス領域は事業ユニット全体に広げ、しかもグループ内で複数社がばらばらに展開していたのを統合する方向に話がまとまり、かなり大がかりな「事業変革プロジェクト」となりつつあります。でもこれこそが「あるべき姿」だと感じるものとなっています。

もう一つ大きな進歩は、社内プロジェクトである中小企業向け経営研究会「羅針盤倶楽部」の再立ち上げに向け、本格的準備を進めたことです。この３月にも実質的に開始できると考えております。こちらについてはこれまで部分的に紹介してきましたが、多分もうしばらくするとかなりの部分も明らかにできると思います。

本年も宜しくお願い申し上げます。