以前にお伝えしたことがある、弊社に対する税務調査が先ごろ無事終了しました。
主な対象は2018年度(2018/4~2019/3)の売上と経費の処理で、調査実施期間は2019年の10月最終週でしたので、正直記憶が薄れていることばかり聞かれて困りました。自分の手帳と様々な経費処理伝票および添付証憑に基づき何とか説明しましたが、細かい状況は覚えていないことばかり。
税務署の担当者に強く依頼され、いくつかの案件の事情を片っ端から調べてみました(出張時に使ったホテルやレンタカー会社などに、1年を軽く超える過去の記録を問い合わせ)。ほとんど私立探偵が浮気調査をするような話ですが、調査対象は自分です。ほとほと疲れました。しかも税務署への報告後、4ケ月ほどは「ナシのつぶて」でした。
でもお陰様で結論的には、「適正な経理処理をしていると認める」というお墨付きをこの4月に東京国税局芝税務署から文書でいただきました。「経験者」から脅かされていた「始末書」は書かずに済み、さすがにほっとしました。教訓。領収書を受け取ったら「何のための誰との〇〇」といった3Wを裏に書いておきましょう。