中国からの旅行者による“爆買い”の熱気は既に過ぎ去り、大手免税店では売上が前年の半分近くの月もあるという。もっとも、この傾向は中国政府の「荷物持ち込み制限」などの規制の動きから予想されていた。それに外国人旅行者が減っている訳ではない。相変わらず増加中なのだ。彼らは“コト消費”に向かっているのだ。
そんな中、品物ではなく体験=“コト”で再び外国人観光客の消費を呼び戻そうという動きが首都圏で進む。2月16日 (木)放送の「“モノ”から“コト”へ 外国人の消費をつかめ!」はそうした動きを捉えていた。
漫画教室や男性の美容体験、日本人には見慣れた風景を外国人目線で再発見するツアーなど新サービスが続々。地方を訪ねる新たな動線も生まれている。インバウンド消費アップのための秘策が幾つか目についた。そしてこれらの施策は日本人旅行者にも有効だと感じた。
http://www4.nhk.or.jp/tokuho/x/2017-02-17/21/14486/1503049/