商品企画・開発においてトッププレイヤーをつくるにはどうしたらよいのか?

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The Ownerという経営者向けウェブメディアの『経営者のお悩み相談所』というコーナーで執筆した、第26回(私にとっては10個目)の記事をご紹介します。題して『商品企画・開発においてトッププレイヤーをつくるにはどうしたらよいのか?』です。

今回の経営者からの質問は『現在、商品開発においてトッププレイヤーがおらず、社長が担っている。トッププレイヤーをつくるにはどうしたら?社長のアタマの中を言語化するだけでよいのでしょうか?』というものです。

(ここから記事の中身です)

ご質問のニュアンスから考えると、質問者が言われる「商品開発」には(開発だけでなく)商品企画も含まれると思われます。したがってここでは「商品企画・開発」としてお答えすることにします。

実は業種によって「商品企画・開発」のプロセスや制約は大きく異なります。まったく業種想定ができないと説明も難しいので、ここでは中小・中堅企業が手掛けることの少なくない、消費者向けの日用品、例えば便利グッズや台所用品みたいなものの製造開発を手掛けている企業を想定してみましょう。そして卸を経由して量販店で売られている、最もオーソドックスな販売方式を想定してみます(という具合に、質問の背景が分からないと答もピントがずれるリスクが高まることをご承知置きください)。

もしかすると商品の企画・開発だけでなく製造や営業そして管理の指揮まで、何でもかんでも社長が担ってきたような状況かも知れませんね。競争に置いて行かれないよう新商品を開発しなきゃいけないのに、コロナ禍のため社長は取引先や金融機関等とのやり取りに今まで以上の時間を取られてしまう。何とか新たなトッププレイヤーを作らなきゃ…。といった状況が想像されます。

(以下、記事に続く。無料会員の登録をしてあげてください)