土曜、木曜と1週間内に2度もOB会に出席した。前者はテキサス大(=UT。小生は大学院生だった)の校友会、後者は一橋大(小生は学部生)の自動車部(=JMC)OB飲み会と、会の性格も小生にとっての位置づけもまったく違うし、メンバーの年齢層もまったく違うOB会だった(前者は小生以外ほぼ全員が60半ば以上で平均では70代半ば、後者は小生が一番若いとはいえ皆60半ば以下)。
しかしながらどちらにも面白い話題はあった。
前者のUTは、幹事役の大野さんと、日本人で長年教授を務めた丸山先生がいろいろな話題を語ってくれた。特に丸山先生から聞いた、Texasという地名の由緒(Native Americansの言葉でFriendshipからきているとのこと)は今更ながらの初耳で(どうやら大半の出席者がそうだったようだ)、非常に興味深いものだった。
それにしても、八城政基氏(元エッソ石油の日本代表、元シティバンク・エヌ・エイ在日代表など)がいきなり上司として赴任してきた人(UTの大先輩ではある)の話は一番面白かった。決してここには書けない内容だが、あれほど著名な経営者でも間近で失敗を見続けた人にはただの凡人なんだと思った。ちょうど小生がF氏やM氏の部下として実態を知っているのと同じなのだろう(この人の場合、八城さんはいわば敵役なので少し割り引く必要はあろう)。
JMCのOB飲み会での再就職話は小生には関係ないものだったが、皆が興味深く話すのを興味深く聞かせていただいた。それにしてもサラリーマンは哀しいものと思わせるエピソードが身近に転がっているものだ。