この数日、猛暑に加えて連日のロンドン五輪での放送により、我が家の生活パターンが一時変調をきたしている。
まず最初は猛暑。先々週から夏休みになっている娘が、(自分の部屋はとっくにエアコンをつけているのだが)昼食前にダイニングルームが暑すぎるからとエアコンをつけよう(ONしよう)と先週金曜だったか、言い出した。我が家は高台にあって風通しがよいため、基本的にほとんどエアコンをつけずに済む。それでもその日は、ベランダから入って吹き抜ける風自体が生暖かく、「そうだな」とエアコンの電源オンに同意した。ところがウンともスンとも云わない。なんとリモコンの電池が切れていたのだ(もしかすると半年以上切れていたかもしれない)。たまたま電池のストックがなく、とはいえすぐに買いに行くにはあまりに暑すぎたので、結局夕方になって近所のスーパーで買った。
で、そのエアコンが活躍しているかというと、結局自宅では大半、相変わらずリビング&ダイニングルームはエアコン無しで済ませている。でも時々娘の部屋に涼みに邪魔しに行っているのは、今年の暑さが半端じゃない証拠である。
もう一つは、どの家とも共通すると思うが、かなりテレビが着きっ放しになっていることである。人の話を聞く限り、ある時間帯はずっとTVを着けっ放しにしている家が多そうであるが、我が家では普段、そういうことは滅多にない。そもそもTVをそのまま視聴することが実に少ない。大半はビデオに録画したのを観る「タイムシフト」視聴なのである。このメリットは、CMや主題歌などを飛ばすことができて時間の節約になること、時折ある「今、何て言ったんだ?」といった疑問が生じた際に巻き戻せることである(特に我が家はミステリーものが好きなので、これは重要)。その我が家でこれほどTV放送がダラダラと着きっ放しになっていること、これはオリンピック期間ならではだ。
最後の一つは、夜更かしである。やはり極東の地から、欧州で行われている競技を逸早く観たい知りたいという慾望を満たすには無理が積み重なる。きっと全国で同じような家庭が一杯あると思うが、我が家も真夜中1時とか2時過ぎまで「○○の決勝はまだか」とか言いながら、決定的な生中継を観たくてネムい眼をこすりながら待っている日々がしばらく続くのだろう。